玉ボケの撮り方は?設定やおすすめレンズ、小道具も紹介!

夜景やイルミネーションでよく撮られているキラキラの玉ボケ。

写真を幻想的な雰囲気にするスパイスとしてもよく使われています。

そんな憧れの玉ボケですが、最近ではスマホのアプリでも作れるそうですよ!

でも今回は一眼レフでの簡単な玉ボケの作り方を紹介します。

  • 玉ボケが作りやすい設定
  • 玉ボケにおすすめのレンズ
  • 玉ボケ用小道具

以上の3つについてそれぞれ掘り下げていきますね!

玉ボケおすすめレンズは、F値が小さいレンズ、望遠レンズ、マクロレンズが玉ボケが撮りやすいですね。

おすすめ小道具は、ケーブルライト、シャボン玉、霧吹きですが、それぞれ作例と共に、どんな写真が撮れるのかご紹介します!

一眼レフで玉ボケ写真を撮ってみたい!という方はぜひ読んでくださいね。

玉ボケが作りやすい設定は?

玉ボケが作りやすい設定は、以下3つの方法があります。

  • 光るものをボカして撮影
  • 絞り数値を小さく設定
  • ズームレンズの場合はより望遠側で撮る

各設定ごとに、どんなふうに撮ったのか画像とともに紹介しますね!

光(光るもの)をボカして撮影した場合

光にピントを合わせて撮影すると以下のような感じの写真になりますが

マニュアルフォーカスでわざとピントを外す(ぼかす)と・・・

このように一つ一つの光が玉になります。

町灯や車のライトなどでもぼかす(ピントを外す)と一つ一つが玉ボケに・・・。

これを利用して、手前に被写体を持ってくると背景を玉ボケにすることができます。

逆に手前に光るものを配置し、遠くに被写体を持っていくと、手前が玉ボケとなります。

玉ボケを作るには、光を『ぼかす』ことが大切です。

ちなみに光と言っても、それ自体が光っているものだけではなく、反射によって光っているものでも玉ボケは可能ですよ。

例えば、

  • 太陽が反射した葉っぱ
  • 川や海の水面のキラキラ
  • 反射する素材

などなど、いろんなものでの玉ボケを楽しんでみてください!

絞り数値を小さく設定

玉ボケができやすい設定の一つに、絞り(F値)を小さくする方法があります。

F値とは、レンズに入る光の量を調整するためのもので、F値が小さい(解放)ほど、レンズに入る光の量が多くなり、背景がぼけやすくなります。

一方、F値が大きい(絞る)ほど、レンズに入る光の量が少なくなり、背景がシャープに写ります。

同じレンズで撮った写真でもF値を変えることにより、以下のように背景をぼかして撮ったり、

F2.8

逆にF値を上げて、背景をくっきりと写るように撮ったりすることができます。

F8

そのため、玉ボケを作りたい場合はなるべく低いF値で撮るといいですね!

ズームレンズの望遠側で撮った場合

ズームレンズはその名前の通り、遠くのものを近くに撮影することができます。

例えば以下の写真の場合、望遠レンズの55mmで撮ったものになります。

55mm

同じレンズで今度は、300mmで拡大すると・・・

300mm

背景が玉ボケになったのが確認できたでしょうか?

以下のキキョウの花も、55mmで撮った場合と、同じ場所から150mmで撮った場合、より望遠側で撮ったほうが背景がボケてくれます。

この望遠レンズで背景がボケることを圧縮効果と言い、被写体を際立たせるためによく使う方法となります。

玉ボケにおすすめのレンズは?

F値が小さいレンズ

玉ボケ写真を撮るのにおすすめなレンズは、F値が小さいものになります。

ただし、レンズはF値が小さいものほど、価格も高く重くなりがちに・・・。

そんな中単焦点レンズは、比較的安価で購入することができるのでおすすめです。

各メーカーお手頃価格でF値が低めな単焦点レンズが販売されており、撒き餌レンズとも呼ばれていますね。

まずは気軽に玉ボケ写真をいっぱい取りたい!という方は、F値の小さな単焦点レンズがおすすめですよ。

望遠レンズ

次に玉ボケが作りやすいレンズは、望遠レンズです。

望遠レンズって高いのでは?と思うかもしれませんが、キットレンズなどセットでついてくる望遠ズームレンズでもきれいにボカすことができます。

玉ボケを作るコツとしては、被写体(ピントを合わせるもの)と光(玉ボケにするもの)がなるべく離れた状態で撮ること。

特に望遠レンズで玉ボケを作る場合は、手前に玉ボケを作りたいものを持ってくると作りやすいですよ。

マクロレンズ

マクロレンズとは、非常に近距離で撮影することができるレンズのことです。

通常のレンズでは、被写体に近づきすぎるとピントが合わなくなってしまいますが、マクロレンズは、被写体にかなり近づいてもピントを合わせることができます。

そのため被写体に近づいた状態で撮影し、背景をぼかすことで玉ボケが作りやすくなります。

マクロレンズは、少し特殊なレンズのため高価になりますが、実は通常のレンズにつけるだけでマクロレンズの代わりになるアイテムがあります。

それが、クローズアップフィルターというもの。

通常のフィルターと同じように、レンズの前につけるだけでより接写して撮ることができます。

お値段も2000円~とお手軽なのもうれしいですね!

玉ボケ作りにおすすめの小道具3選!

100均でも買える!『ケーブルライト』

ダイソーやセリアでも見かけるケーブルライト。

乾電池式で持ち運びもでき、おうちでもお外でも玉ボケにとっても便利なアイテムの1つ。

最近では種類も豊富で、ポンポンのお花の形や、雪の結晶、クリアボールなど形も様々。

光もカラーミックスや調整機能付きのものまで、100均とは思えないクオリティのものがたくさんあります。

おうちの中での物撮りや、イルミネーション撮影での前ボケ用に、コンパクトで持ち運びにも困らないので、ぜひ撮影アイテムの1つとして購入をお勧めします!

虹色の玉ボケでふんわり可愛いいシャボン玉

虹色の玉ボケでおなじみのシャボン玉。

最近では電動式で勝手にシャボン玉を作ってくれる便利なアイテムもたくさんあります。

シャボン玉をふんわり玉ボケにするコツは、カメラのすぐそばでシャボン玉を作ること。

なるべく風がない日で、シャボン玉がその場にとどまってくれると撮りやすいですよ。

シャボン玉の道具は、100均でも色んな種類があるので、ぜひそろえてみてくださいね!

霧吹き使って水滴の反射を玉ボケに・・・

霧吹きは玉ボケつくりだけでなく、雨上がりのような演出や、植物などにみずみずしさの演出をすることができます。

植物の葉っぱや枝もカラカラに乾いた状態よりも、濡れていた方がよりつややかになり、光も反射しやすくなります。

蜘蛛の巣も、霧吹きで雨を演出することで、こんな幻想的な写真に・・・。(クモさんごめんなさい)

霧吹きも100均で気軽に購入できるので、ぜひ霧吹きでのキラキラ写真に挑戦してみてはいかがでしょうか!

まとめ

以上が玉ボケを撮るための設定やおすすめレンズ、小道具についてでした。

玉ボケが作りやすい設定は、以下3つの撮影方法と設定ですね。

  • 光(光るもの)をボカして撮影
  • 絞り数値を小さく設定
  • ズームレンズの場合は望遠側で撮る

玉ボケおすすめレンズは、

  • F値が小さいレンズ
  • 望遠レンズ
  • マクロレンズ

の3つが、被写体ごとに違いますがおすすめレンズになります。

おすすめ小道具は、

  • ケーブルライト
  • シャボン玉
  • 霧吹き

ですが、どれも100均で買えるものばかりですので、一度試してくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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