東海地方には、江戸時代の宿場町や城下町、商人町の面影が残るエリアがたくさんあります。
石畳の坂道。
格子戸の町家。
白壁の蔵。
カメラを持って歩くだけで、どこか懐かしい写真が撮れるのが魅力です。
この記事では、カメラ女子や初心者さんにもおすすめしたい「東海地方のレトロ街並み撮影スポット」を10か所紹介します。
アクセスや駐車場、ベストな撮影時間、おすすめレンズ、周辺カフェもあわせてまとめました。
この記事でわかること
- 東海地方のレトロ街並み撮影スポット
- 各スポットのアクセス・駐車場
- 写真映えする撮影時間
- おすすめレンズ
- 撮影後に立ち寄りたい周辺カフェ
目次
1. 犬山城下町|愛知県犬山市

犬山城下町は、国宝・犬山城のふもとに広がる人気のレトロ街並みスポットです。
町家風のお店や食べ歩きグルメが並び、着物で散策する人も多い華やかなエリア。
古い街並みと犬山城を一緒に撮れるので、初めての街歩き撮影にもぴったりです。
犬山観光ナビによると、犬山城下町は名鉄「犬山」駅西口から徒歩約10分でアクセスできます。
撮影ポイント
本町通りは、町家の軒先や暖簾、食べ歩きグルメを入れたスナップ撮影におすすめです。
少し引いて撮ると、城下町らしい通りの奥行きが出ます。
犬山城へ向かう坂道では、レトロな街並みとお城を組み合わせた写真も狙えます。
アクセス
名鉄「犬山」駅西口から徒歩約10分。
駐車場
城下町周辺に観光駐車場やコインパーキングがあります。
土日祝は混みやすいので、午前中の到着がおすすめです。
おすすめ撮影時間
朝8時〜10時ごろ。
人が少なく、やわらかい朝の光で町家の雰囲気がきれいに写ります。
夕方は提灯や店先の灯りが入るため、少しノスタルジックな雰囲気に。
おすすめレンズ
35mm単焦点。
街並みも人物も自然に撮りやすく、カメラ初心者さんにも扱いやすい焦点距離です。
背景をふんわりぼかしたいなら50mm単焦点もおすすめ。
周辺カフェ情報
城下町には食べ歩きスイーツや和カフェが多く、撮影の休憩にも困りません。
着物レンタルとあわせて、カフェの外観や和スイーツを撮るのもおすすめです。
2. 有松の古い町並み|愛知県名古屋市緑区

有松は、伝統工芸「有松絞り」で知られるレトロな町。
白壁の町家や格子戸、絞り暖簾が並び、名古屋市内とは思えない落ち着いた雰囲気があります。
愛知県観光公式サイトでは、有松・鳴海の古い町並みの所在地を名古屋市緑区有松3008周辺とし、乗用車は近隣コインパーキングの利用を案内しています。
撮影ポイント
絞り暖簾がかかった町家は、有松らしい一枚が撮れる定番ポイント。
白壁の建物を背景にすると、着物やワンピースのポートレートも上品に仕上がります。
格子戸の影が出る晴れた日も素敵です。
アクセス
名鉄「有松」駅から徒歩圏内。
名古屋市内から電車で行きやすいのも魅力です。
駐車場
近隣のコインパーキング利用が基本です。
有松・鳴海絞会館を利用する場合は、サービス券の発行がある場合もあります。
おすすめ撮影時間
午前中〜昼前。
白壁に光が入り、町並みが明るく写ります。
人通りを避けたいなら、朝早めが安心です。
おすすめレンズ
50mm単焦点。
暖簾や格子戸を切り取ると、ぐっと雰囲気のある写真になります。
町並み全体を撮るなら24〜35mmも使いやすいです。
周辺カフェ情報
古民家を活かしたカフェや、絞りの町らしい和の雰囲気のお店があります。
撮影後は、町家の外観も一緒に楽しみながら休憩するのがおすすめです。
3. 四間道・円頓寺商店街|愛知県名古屋市西区

名古屋駅から近いのに、レトロな雰囲気を楽しめるエリアです。
四間道には土蔵や古い町並みが残り、円頓寺商店街には昔ながらのアーケードと個性的なお店が並びます。
名古屋市観光情報によると、円頓寺商店街は地下鉄桜通線「国際センター」駅2番出口から北へ徒歩5分です。
撮影ポイント
四間道では、白壁の蔵や石畳を入れた落ち着いた写真がおすすめ。
円頓寺商店街では、レトロ看板や喫茶店、アーケードの奥行きを活かしたスナップが撮れます。
雨の日も雰囲気が出やすいスポットです。
アクセス
地下鉄桜通線「国際センター」駅から徒歩約5分。
四間道エリアも国際センター駅から徒歩約5分です。
駐車場
円頓寺商店街の公式観光情報では駐車場ありと案内されていますが、台数や料金は現地確認がおすすめです。
名古屋駅周辺のコインパーキングも候補になります。
おすすめ撮影時間
午前中、または夕方。
夕方は商店街の灯りが入り、少し映画のワンシーンのような雰囲気になります。
おすすめレンズ
35mm単焦点。
狭い路地や商店街でも使いやすく、スナップ撮影に向いています。
周辺カフェ情報
円頓寺商店街周辺には、レトロ喫茶や小さなカフェ、雑貨店が点在しています。
名古屋駅から近いので、撮影後にカフェ巡りをしやすいのも魅力です。
4. 郡上八幡の古い町並み|岐阜県郡上市

郡上八幡は、清流と水路が美しい城下町。
古い町家、石橋、水の流れる小道があり、夏は浴衣撮影にもぴったりです。
岐阜県観光公式サイトでは、郡上八幡の古い町並みへのアクセスとして、長良川鉄道「郡上八幡」駅からまめバス赤ルートで13分、「城下町プラザ」下車すぐと案内されています。
撮影ポイント
やなか水のこみちは、石畳と水路の雰囲気が美しい定番スポット。
路地裏に入ると、生活感のある水路や古い町家が見つかります。
水面の反射を入れると、涼しげな写真になります。
アクセス
長良川鉄道「郡上八幡」駅からまめバス利用で「城下町プラザ」下車すぐ。
車の場合は東海北陸自動車道方面からのアクセスが便利です。
駐車場
郡上八幡旧庁舎記念館の駐車場は、市街地中心部にある24時間営業の観光パーキングです。
イベント時は閉鎖される場合があるため、郡上おどり期間などは事前確認がおすすめです。
おすすめ撮影時間
朝7時〜9時。
観光客が少なく、水路沿いもゆっくり撮影できます。
夏は日差しが強くなる前の時間が快適です。
おすすめレンズ
24〜70mm標準ズーム。
街並み、水路、人物スナップまで1本で撮りやすいです。
水辺のきらめきをぼかしたいなら50mm単焦点もおすすめ。
周辺カフェ情報
郡上八幡駅には、レトロな駅舎を活かした「郡上八幡駅舎カフェ」があります。駅舎はしっくいの壁と木製の窓枠が特徴で、レトロな雰囲気を楽しめます。
散策途中なら、宗祇水近くの和カフェも休憩にぴったりです。
5. 馬籠宿|岐阜県中津川市

馬籠宿は、石畳の坂道が美しい中山道の宿場町。
坂の上から見下ろす町並みや、木造建築、水車など、どこを切り取っても絵になります。
岐阜県観光公式サイトでは、馬籠宿を「石畳が敷かれた坂に沿う宿場町」と紹介し、水車や石畳の坂道、見晴台をフォトポイントとして挙げています。
撮影ポイント
石畳の坂道は、下から見上げる構図がおすすめ。
道の奥行きが出て、旅情のある写真になります。
水車や木造建築、見晴台からの景色も外せません。
アクセス
中津川駅からバス利用が一般的です。
車の場合は中央自動車道・中津川IC方面からアクセスしやすいエリアです。
駐車場
馬籠宿周辺には観光用駐車場があります。
坂のある町なので、歩きやすい靴がおすすめです。
おすすめ撮影時間
朝〜午前中。
人が少ない時間なら、石畳の坂道をすっきり撮れます。
夕方は山あいの光がやわらかく、しっとりした雰囲気に。
おすすめレンズ
24〜35mm。
坂道の奥行きや宿場町全体を写しやすいです。
背景をぼかして和小物や看板を撮るなら50mmもおすすめ。
周辺カフェ情報
馬籠観光協会の公式サイトでは、散策途中に立ち寄れる飲食店として「恩多屋」などが紹介されています。
レトロなカフェや茶屋で休憩しながら、宿場町らしい写真を楽しめます。
6. 岩村城下町|岐阜県恵那市

岩村城下町は、約800年の歴史を持つ城下町。
古い商家や酒蔵が並び、落ち着いた大人のレトロ写真が撮れるスポットです。
恵那市観光協会岩村支部では、岩村町を「八百年余年の歴史を持つ三万石の城下町」と紹介しています。
撮影ポイント
商家の格子戸や酒蔵の杉玉、昔ながらの看板を切り取るのがおすすめ。
通り全体を斜めから撮ると、城下町の奥行きが出ます。
派手さよりも、しっとりした雰囲気を撮りたい人に向いています。
アクセス
岐阜県観光公式サイトによると、明知鉄道「岩村」駅から徒歩、または中央自動車道「恵那IC」から車で約20分です。
駐車場
岩村城跡・城下町観光マップでは、岩村休憩所前の第1駐車場が普通車50台・無料と案内されています。
第2駐車場も普通車30台・無料です。
おすすめ撮影時間
午前中〜昼過ぎ。
商家の軒先に光が入り、町並みが明るく写ります。
人が少ない平日は、落ち着いて撮影しやすいです。
おすすめレンズ
35mm単焦点。
通りの雰囲気も、建物の細部も撮りやすい万能レンズです。
酒蔵や看板を切り取るなら50mmも相性抜群。
周辺カフェ情報
城下町周辺には、古民家カフェや和菓子店、酒蔵に立ち寄れるスポットがあります。
撮影後は、五平餅や和スイーツを楽しむコースもおすすめです。
7. 美濃うだつの上がる町並み|岐阜県美濃市

美濃市の「うだつの上がる町並み」は、和紙の町として栄えた歴史あるエリア。
重厚な町家が並び、落ち着いたレトロ写真が撮れます。
美濃市観光協会によると、美濃市は1300年ほど前から和紙産業の町として歴史を刻み、「うだつの上がる町並み」は県内でも有数の観光スポットです。
撮影ポイント
うだつのある屋根や、重厚な町家の連なりを撮るのがおすすめ。
正面からきっちり撮ると建築美が伝わり、斜めから撮ると奥行きが出ます。
和紙のお店や古い看板も、レトロなアクセントになります。
アクセス
長良川鉄道「美濃市」駅から徒歩約15分。
車の場合は東海北陸自動車道「美濃IC」から約5分です。
駐車場
観光ふれあい広場駐車場があります。
美濃市観光協会は、車の場合は観光ふれあい広場駐車場の利用を案内しています。
おすすめ撮影時間
午前中。
町家の壁にやわらかく光が入り、陰影がきれいに出ます。
人通りを避けたいなら朝早めがおすすめです。
おすすめレンズ
24〜35mm。
町並み全体を入れやすく、建物の迫力も出せます。
細部を切り取るなら50mm単焦点も便利です。
周辺カフェ情報
町並み周辺には、古民家を活かしたカフェや和紙雑貨のお店があります。
美濃和紙の雰囲気を楽しみながら、ゆっくり散策するのがおすすめです。
8. 関宿|三重県亀山市

関宿は、東海道五十三次の宿場町として栄えたレトロ街並みスポット。
格子戸の町家が長く続き、まるで時代劇の中に入り込んだような写真が撮れます。
観光三重では、関宿の観光駐車場について、亀山市関町新所1974-1に普通車16台・大型4台・思いやり駐車区画1台の無料駐車場があると紹介しています。
撮影ポイント
長く続く町並みは、道の真ん中ではなく少し端から撮ると奥行きが出ます。
格子戸、暖簾、軒先の影を入れると、落ち着いたレトロ写真に。
雨の日は路面がしっとりして、より風情が増します。
アクセス
JR関駅から徒歩圏内。
車の場合は名阪国道「関IC」方面からアクセスしやすいです。
駐車場
無料の観光駐車場があります。
駐車台数は多くないため、週末は早めの到着がおすすめです。
おすすめ撮影時間
朝9時ごろ、または夕方。
朝は人が少なく、町並みを広く撮りやすいです。
夕方は軒下の影が伸び、しっとりした写真になります。
おすすめレンズ
35mm単焦点。
町並みスナップにちょうどよく、建物の歪みも出にくいです。
圧縮感を出したいなら70mm前後もおすすめ。
周辺カフェ情報
観光三重では、観光駐車場から徒歩約3分のカフェ「ウーノボーノ」が紹介されています。
町家と庭園を眺めながら休憩できる、撮影旅にぴったりのカフェです。
9. 伊勢河崎|三重県伊勢市

伊勢河崎は、かつて「伊勢の台所」と呼ばれた商人町。
勢田川沿いに古い蔵や町家が残り、静かで大人っぽいレトロ写真が撮れます。
観光三重によると、伊勢河崎商人館はJR・近鉄「伊勢市」駅および近鉄「宇治山田」駅から徒歩約15分、伊勢西ICから車で約15分です。
撮影ポイント
勢田川沿いの蔵や、路地に残る町家を撮るのがおすすめです。
川の反射を入れると、落ち着いた旅写真に。
観光客が比較的少ないので、静かな街歩き撮影を楽しめます。
アクセス
JR・近鉄「伊勢市」駅、近鉄「宇治山田」駅から徒歩約15分。
駐車場
伊勢河崎商人館周辺に無料駐車場が約20台分あります。
おすすめ撮影時間
午前中〜昼過ぎ。
川沿いの町並みが明るく写ります。
夕方は静かな雰囲気が増し、しっとりした写真に向いています。
おすすめレンズ
35mm単焦点。
川沿いの風景と町家を自然に写せます。
蔵の細部や看板を撮るなら50mmもおすすめです。
周辺カフェ情報
伊勢市観光協会では、河崎エリアについて、当時の面影が感じられる町並みや古い蔵を利用したカフェ・ショップを楽しめると紹介しています。
伊勢神宮観光とあわせて、少し落ち着いたカフェ時間を楽しみたい人におすすめです。
10. 掛川城下町|静岡県掛川市

掛川城周辺は、城下町らしい落ち着いた雰囲気を楽しめるエリア。
掛川城や大手門、周辺の古い建物を組み合わせて、和の雰囲気ある写真が撮れます。
静岡県観光公式サイトによると、掛川城はJR掛川駅から徒歩7分、車では東名掛川ICから約10分です。
撮影ポイント
掛川城を背景にした街歩き写真は定番。
大手門周辺では、城下町らしい和の雰囲気を撮れます。
春は桜、秋は紅葉と組み合わせると季節感のある一枚に。
アクセス
JR掛川駅から徒歩約7分。
車の場合は東名掛川ICから約10分です。
駐車場
大手門駐車場と掛川城公園駐車場があります。
静岡県観光公式サイトでは、大手門駐車場は有料約200台、掛川城公園駐車場は有料58台と案内されています。
おすすめ撮影時間
朝〜午前中。
お城と街並みをすっきり撮るなら、人が少ない時間が狙い目です。
夕方は城の白壁にやわらかい光が入り、落ち着いた雰囲気になります。
おすすめレンズ
24〜70mm標準ズーム。
お城全体から街歩きスナップまで対応できます。
桜や紅葉を前ボケに使うなら50mm単焦点もおすすめです。
周辺カフェ情報
掛川市観光協会の駅案内では、掛川駅北口側、つまり掛川城側の徒歩3〜10分圏内に地元の小さな飲食店が点在していると紹介されています。
撮影後は、駅北口側でランチやカフェ休憩を探すのがおすすめです。
レトロ街並み撮影をおしゃれに仕上げるコツ
朝の時間帯を狙う
レトロな街並みは、朝のやわらかい光と相性抜群です。
人通りも少ないため、町並み全体をすっきり撮れます。
特に犬山城下町、馬籠宿、関宿のような人気スポットは、午前中の早い時間がおすすめです。
35mm・50mm単焦点を使う
街歩き撮影では、35mmと50mmの単焦点レンズが使いやすいです。
35mmは街並みと人物を自然に写せます。
50mmは暖簾や格子戸、カフェのテーブルフォトをふんわり撮るのに向いています。
電柱や看板を避けて構図を作る
レトロな雰囲気を出したいときは、現代的な看板や車が写りすぎないように意識しましょう。
少ししゃがむ。
斜めから撮る。
暖簾や格子戸で切り取る。
これだけでも、写真の雰囲気がぐっと変わります。
雨の日も狙い目
石畳や古い町並みは、雨の日も写真映えします。
路面の反射やしっとりした空気感が出て、晴れの日とは違う雰囲気に。
関宿や馬籠宿、郡上八幡は特に雨の日撮影にも向いています。
撮影マナーも大切に
レトロな街並みには、実際に暮らしている方もいます。
住宅の中をのぞき込まない。
私有地に入らない。
三脚を使うときは通行の邪魔にならない場所で。
お店の中を撮るときは、ひと声かける。
気持ちよく撮影するためにも、マナーを守って楽しみましょう。
東海地方のレトロ街並み撮影スポットまとめ
東海地方には、カメラを持って歩きたくなるレトロな街並みがたくさんあります。
犬山城下町や有松のようにアクセスしやすい場所もあれば、馬籠宿や関宿のように旅気分を味わえる宿場町もあります。
初心者さんなら、まずは駅から近い犬山城下町・有松・四間道あたりがおすすめ。
本格的なレトロ旅を楽しみたいなら、郡上八幡・馬籠宿・関宿を選ぶと満足度が高いです。
季節や時間帯によって、街の表情は大きく変わります。
お気に入りのカメラとレンズを持って、東海地方の懐かしい風景を探しに出かけてみてください。
